2022-04-09から1日間の記事一覧

中勘助5-水辺の自分その境界の消失-

カタクリまだ咲かず人は何かあるたびに水辺にたたずむ。水辺に立つということは自分では解しえない現実の脈絡もない筋書きを水という鏡に他人事のように写し出すためである。川や海が人の心を写し出す「鏡」となることを知っているからだ。一人つぶやきなが…